日本は酔っ払いに甘い社会: デブと言われ心に傷…「侮辱」酔客に賠償命令

日本は酔っ払いに甘い国です。「酔っ払い天国」といっても過言ではありません。日本の社会は、「酔っ払いだから」といってあきらめてしまう風潮があります。本当はそういうのはよくありません。

こういった「酔っ払いに甘い社会」に風穴を開けるような判決がありました。

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経営する小料理店の客に「デブ」と繰り返し言われ、精神的苦痛を受けたとして、仙台市青葉区の30代の女性が同市の60代の税理士男性に300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は27日、「女性を侮辱する言葉で許されない」として、男性に30万円の支払いを命じた。

判決によると、男性は2006年6月5日午後、開店準備中の店を訪れ、ビールや日本酒、おつまみを注文。女性が用意したニラ玉に、「甘すぎる」「こんな物で金が取れるほど世の中甘くない」などと言い掛かりをつけた。

その後、男性は「デブ」と繰り返し侮辱し、女性が「薬の副作用で太っている」と言うと、「ニラ玉が甘いのも薬のせいか」などとののしった。

女性は3日前に母親から店を継いだばかりで、男性の言葉に動揺して店を開けられなくなり、同月8日に受診した病院でうつ病と診断された。

伊沢文子裁判官は「客が酒の勢いで従業員に乱暴な言葉をかけてくることがあり得るとしても、おのずと制限はある」と指摘。「『デブ』とは言っていない」とする男性の主張を「信用できない」と退けた上で、「『デブ』は調理や料理の味、店の経営とは何らかかわりのない言葉。限度を超え、許される範囲のものとは考えられない」と述べた。

デブと言われ心に傷…「侮辱」酔客に賠償命令 (河北新報) – goo ニュース

判決の内容も新聞記事も、「デブ」という中傷発言が問題だとしているように受け取れますが、「客が酒の勢いで従業員に乱暴な言葉をかけてくることがあり得るとしても、おのずと制限はある」という部分で、酔っ払ったからといって暴言を吐いてよい訳ではないと指摘しています。これは重要なのではないでしょうか? 素面では問題となるような発言や行動であっても、酒の勢いで言った場合は許されてしまうのが日本の社会です。冒頭でも言いました通り、酔っ払いに甘い「酔っ払い天国」なのです。ですが、今回の判決はそれを許しませんでした。

勿論、被害者が甚大な精神的苦痛を負わされたという事実があるので、こういう判決が出たのでしょう。ですが、「酔っ払いだから」という言い訳は許さなかった訳です。

飲酒運転については、徐々に罰則が強化されていますが、他の方面ではそういう気配はありません。ですが、酔っ払いに迷惑している人は多いのではと思います。

欧米並に厳しいのは、かえって窮屈だと思いますが、もう少し酔っ払いに厳しくても良いのではと思います。飲酒運転の罰則強化の後も飲酒運転絡みの事故は発生しています。これは、運転者自身の酒に対する認識の甘さからくるのではないかと考えています。こういった状況を変えるには、酔っ払いに対する社会の認識を変えていく必要もあるのではないでしょうか?

話は変わりますが、「デブ」といわれてショックだと言う人は、周囲に「デブ」と言わせないよう、減量しましょう。「いつまでもデブと思うなよ」という本が売れています。内心そう思っておる人は多いということです。

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