結局は…: 違法コピー通報、報奨金プログラム第1週の最多は販売・流通業界

商用ソフトウェア業界は、長年ソフトウェアの違法コピーに悩まされているそうです。著作権保護団体BSA | The Software Allianceが、違法コピーを使用している組織などを通報した人に報奨金を与えるプログラムを実施しているそうです(2013年7月31日までの期間限定)。

これまでの結果を集計すると、販売/流通業界の違法コピーが目立ったそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000013-rbb-sci

著作権保護団体BSA | The Software Allianceは12日、「報奨金プログラム」開始後1週間(6月1日~7日)で組織内違法コピーがもっとも多く通報された“ワースト業界”を発表した。

それによると、ワースト業界は販売/流通業界(全体比13%)で、次いで多かったのが同率でIT、製造、不動産の3業界(全体比9%)だった。第1週のワースト上位には、知的財産を創出する側の業界が数多く含まれる結果となり、「予断を許さない状況にある」とBSAでは分析している。

スポンサーリンク

 「報奨金プログラム」は、組織内違法コピーの解決につながる有力情報の提供者に対し最大100万円の報奨金を提供するというもの(7月31日までの期間限定)。BSAに寄せられた通報は、報奨金プログラム開始前(1月1日~5月31日)までの平均通報件数と比較して、平均通報件数が約9倍(開始後2日間の平均)に急増するなど、通常を大きく上回るペースで推移しているという。

違法コピー通報、報奨金プログラム第1週の最多は販売・流通業界 | RBB TODAY

ソフトウェア会社は営利企業です。慈善団体ではありません。ソフトウェアを開発するのに莫大な人件費を投じています。また、パッケージ製品の販売網を確保するのにもそれ相応の費用が掛かります。さらにいえば、ソフトウェアを購入した顧客からの苦情などの処理の部門も必要で、これにも人件費がかかります。

こういった費用は、当然製品価格に含まれる訳で、違法コピーをするというのは、この費用を払わないということです。万引きや窃盗と大して変わらない行為なのです。形が無いものだからといって、盗んで良い訳では無いのです。

知的所有権ですね。

私が今書いているこの文章にも、著作権という権利が発生します。非常に短いありきたりの文章の場合は著作物と認められない場合がありますが、それなりの長さの文章は著作物です。

一方で、著作物の引用は認められています。ただし、引用と転載は似て非なるものです。

話を戻しますが、報奨金と言う手法はともかく、消費者の不利益にならない範囲で権利者の権利が正しく守られることには賛成です。

ソフトウェア会社がちゃんと投資した資金を回収でき、さらに良いソフトウェアが開発されるような良い循環が作られるべきなのです。

とはいえ、今回の報奨金という手法で違法コピーを根絶できたとしても、結局はソフトウェア会社は利益を上げられないかも知れません。

違法コピーをやらかす組織というのは、基本的に貧乏なのです。どうしても使用しなければならないソフトウェアには出費せざるを得ないでしょうが、そうでないならライセンスの購入をしないと思います。もしくはより安いソフトウェアを選択したりするかも知れません。

無い袖は振れないのです。

こういった「違法コピーの通報」の先には、ソフトウェア会社と顧客との間のギスギスした関係が見えてくるのではないかと思います。

そのうち、商用ソフトウェアを購入する組織が減ってくるのではと思います。現に、一部の自治体では、フリーのソフトウェアの使用を推し進めているとも聞きます。

まあ、これからは、ソフトウェアは、ストアで直接ダウンロード販売されることになり、コピー自体が出来ないようになるかも知れません。スマートフォンやタブレットではストアでアプリを購入するのが当たり前になっています。

PCでも、Windows8でWindowsストアからWindowsアプリをダウンロードするという販売形態を導入しようとしています。

まあ、大掛かりなソフトウェアの場合はパッケージの方が望ましいかも知れませんが。

結局は、違法コビーを取り締まることによって、そのソフトウェアを使用する人の数を減らし、売り上げの減少に繋がるのではと思います。

自分で自分の首を絞めているようなものですね。

このエントリーをはてなブックマークに追加
[`yahoo` not found]
Facebook にシェア
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*