アクセス解析やアクセスランキングを狙った参照元(リファラー)スパムにご用心

ブログやウェブサイトを運営している人は、アクセス解析ツールを使っている方も多いのではないでしょうか? また、ブログパーツなどで「(逆)アクセスランキング」というものもあります。どこのサイトからのアクセスが多いのか、サイトやブログに表示できるというものです。サイトやブログに設置している方も多いのではないでしょうか?

ですが、こういった、アクセス解析やアクセスランキングを狙った不正行為があるのです。

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アクセス解析ツールにより参照元を見ていると、時々知らないサイト(リンク元)からのアクセスが急に増えていることがあります。このこと自体は特別不自然なことではありません。アクセスが多いサイトからリンクされると、そこからのアクセス(トラフィックといった方が正しいですか)が発生することがあるからです。

こういった場合、やはりサイトやブログの管理人としては、どうなっているのか気になるものです。それで、アクセス元(リンク元)のサイトを覗くことになります。通常であれば、そのページには自分のサイトへのリンクがある筈です。

ところが、あるサイトからのトラフィックが増加したにもかかわらず、そのサイトからのリンクが無いこともあります。これは一体どういうことなのでしょう。

参照元(リファラー)スパム

実は、上記のような不自然なトラフィックは、参照元(リファラー)スパムであることが多い(私の経験ですが)のです。参照元(リファラー)スパムとは、参照元を偽装することにより不正に(自サイトへの)アクセスを増やそうとする行為のことです。

参照元(リンク元)は「自己申告制」

アクセス解析などで表示される「リンク元」ですが、実はこれは、ブラウザがページにアクセスした際に、ブラウザが自己申告したものなのです。サーバーやネットワーク会社から知らされる訳ではありません。「自己申告」ということは、ブラウザによってはリンク元を表示させなかったりすることも可能ですし、ブラウザのフリをしたプログラムがあれば、いかにも「そのリンク元からアクセスした」とアクセス解析に思わせることが出来てしまうのです。参照元スパムは、ブラウザのようなブラウザではないスパムプログラムにより、アクセス解析その他の「参照元」を使用するツールに、不正な記録を残すものなのです。スパムの対象は、アクセス解析やアクセスランキング、mixiやFC2ブログの足跡(訪問者リスト)などがあります(→訪問履歴スパムとは)。

情報商材などで「アクセスアップツール」等として販売されているものの中には、こういった参照元スパムのツールがあるようです。何ら不正との認識もなく、こういったアクセスアップツールを使い続けている人も居るかも知れません。

対処方法

対処方法はあるのでしょうか?

相手サイトが不正しているかどうか確認するには、普通であれば、相手サイトの該当ページにリンクがあるかどうかを調べることになります。ですが、これには危険が伴います。こういった不正サイトやブログでは、「強制クッキー」が仕込まれていたり、「フィッシングサイト」であったりすることが多いと思います。また、広告が大量に貼ってあって「ブラクラ(ブラウザクラッシャー)」並に表示が重いサイトもあります。あまりアクセスしたくないですね。

別の方法として、アクセス解析のアクセスログを確認する方法があります。参照元スパムを働く人は、特定のホスト(IP)でそれを行っていることが多いのです。自然なトラフィックであれば、複数の人がそれぞれ別々のホスト(IP)からサイトにアクセスします。ですので、アクセスログを見ると、色々なホスト(IP)からアクセスがあることが分かると思います。一方、参照元スパムでは、特定のIPから連続してアクセスがある場合が多いのです。これだけを見ても不自然だと気が付きます。

アクセス解析ツールには、アクセスログを見る機能が付いていることが多いと思います。また、そのアクセスログの検索ができるものもあります。FC2アクセス解析ではログの検索が可能です。アクセスログ検索で、問題の参照元(リンク元)を検索してみましょう。自然なトラフィックであれば、色々はホスト(IP)からアクセスがあることが分かります。ですが、特定のIPが大量に表示されるのであれば、そのアクセスは参照元スパムにより不正に記録された可能性が高いと思います。ホスト(IP)まで偽装されてしまうと、この方法でも不正と見破ることは難しいですが…

但し、アクセス解析ツールによっては、ただ単に参照元が上手く更新されず、複数ページを順番に閲覧していても、ずっと同じ(最初の)参照元が表示されてしまう場合もあるようです。

最近のランキングツール等は、同一ホスト(IP)からの連続アクセスはカウントされないようになっている場合も多いので、参照元スパムの影響を受け難いかも知れません。

不正があったホスト(IP)を解析から外すという方法も考えられますが、大抵はスパマーは自宅のPCでプロバイダ経由でスパム行為を働いており、このIPはしばしば変更されますので、あまり良い方法では無いと思います。

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