食べても意味無し?: ビフィズス菌を静脈注射し抗がん剤、治験を開始

ビフィズス菌(Bifidobacterium)を静脈注射してがんを治療するという臨床試験が始まったそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130328-00000253-yom-sci

官民ファンドの産業革新機構が出資する創薬ベンチャー「アネロファーマ・サイエンス」が、ビフィズス菌を利用した抗がん剤新薬の臨床試験(治験)を米国で開始した。

胃がんや肺がんなどの患者に投与して安全性や薬効を調べた上で、2020年代前半の実用化を目指す。

臨床試験は米国内の治験施設で実施している。ビフィズス菌を人体の静脈に注射するのは世界で初めてで、他の抗がん剤の薬効改善などにつながる可能性もある。28日発表する。

ビフィズス菌を静脈注射し抗がん剤、治験を開始 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

不勉強なもので、ビフィズス菌が癌に効くというのは、知りませんでした。

ビフィズス菌はおなかに良い善玉菌というイメージしかなかったので、癌に効くというのは驚きです。

しかし、ビフィズス菌を静脈注射というのはちょっと怖い気もします。

そもそも、注射するのは生きたビフィズス菌なのでしょうか? それとも死んだビフィズス菌なのでしょうか? 多分生きたビフィズス菌と思いますが…

それと、ビフィズス菌が癌に効くメカニズムもわかりません。ビフィズス菌の細胞内に含まれる成分が抗癌作用を持つのでしょうか? それとも、生きたビフィズス菌自体が抗癌作用を示すのでしょうか? それとも、ビフィズス菌が生成する物質が抗癌作用を持つのでしょうか?

ビフィズス菌自体を注射するようなので、ビフィズス菌自体が何かの作用をするのではと推察されます。

ということは、単に、ビフィズス菌入りの食品を食べても効果は無いということになります。

ビフィズス菌入りのヨーグルトを買おうかと一瞬思いましたが、やめておきます。

追記(13/03/28): 詳しいことが別の記事に記載されていました。

不勉強なもので、ビフィズス菌が癌に効く訳ではないということに気が付きませんでした。

官民共同投資ファンドの産業革新機構が出資し、信州大医学部教授らが設立したバイオ新興企業「アネロファーマ・サイエンス」(東京・中央区)が、ビフィズス菌を使って抗がん剤の副作用を大幅に抑える新薬を開発した。

動物実験で効果を確認済みで、3月にも米国で臨床試験を始める。3年半程度をかけて新薬をがん患者60人に投与し、人体への有効性や安全性を確認する。

この新薬は、薬効を患部に効果的に届けるドラッグデリバリーシステム(DDS)という技術を活用する。ビフィズス菌が低酸素状態を好む点と、がんの患部が低酸素状態になっている点に着目した。

治療の対象は胃がんなどの固形がんで、〈1〉がん患者に新薬を静脈注射する〈2〉ビフィズス菌の作用で新薬ががん患部に集積する〈3〉新薬と組み合わせて初めて抗がん作用を発揮する抗がん剤を口から飲む(経口摂取)〈4〉がん患部のみで抗がん作用を発揮する――ことになる。

(2012年2月20日 読売新聞)

抗がん剤の副作用大幅抑制…ビフィズス菌で新薬

要は、ビフィズス菌を抗癌剤用の新薬の運び役にするのですね。ビフィズス菌に抗癌剤を仕込んで静脈注射し、癌細胞にビフィズス菌が集まるのを待つのですね。そして経口投与した抗癌剤がビフィズス菌と出会って癌細胞で抗癌作用を発揮するという目論見なのですね。

ビフィズス菌が癌に集まりやすいということに目を付けたのは凄いと思います。賢いですね。

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難病に: iPSから角膜表面の細胞作製…阪大チーム

大阪大学の研究チームが、iPS細胞から角膜表面の組織の細胞を作り出すことに成功したそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130324-00000249-yom-sci

大阪大の研究チームが、様々な細胞に変化する能力を持つiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、目の角膜表面の細胞を作製した。

将来は、角膜表面がにごって視力低下などが起きる原因不明の難病「スティーブンス・ジョンソン症候群」などの治療につながる可能性があるという。

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禿にもiPS: iPS、薄毛治療の可能性=毛髪組織を部分再生―慶応大

禿の人に朗報です。iPS細胞を応用すれば、髪の毛が戻るかもしれないという研究結果が発表されました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000156-jij-sctch

人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用い、毛髪を作り出す組織「毛包」を部分的に再生させることに成功したと、大山学慶応大専任講師らの研究チームが23日までに、米科学誌電子版に発表した。チームは「脱毛症の治療や、育毛剤開発につながる可能性がある」としている。

研究チームはまずヒトのiPS細胞を、皮膚になる手前の細胞に変化させた。さらに、皮膚細胞に毛包を作るよう働き掛ける「毛乳頭」の代わりに、同様の力を持つ若いマウスの皮膚細胞を皮膚になる前の細胞に混合。マウスに移植したところ、マウスとヒトの細胞が混ざった毛包の組織と毛髪ができた。

ヒトの毛乳頭には大量採取が難しいなどの問題があるため、今回は採取が容易な若いマウスの細胞を用いた。ヒトiPS細胞から毛乳頭を作ることができれば、今回の方法を応用して完全なヒトの毛包を再生させることが可能になると期待できるという。

時事ドットコム:iPS、薄毛治療の可能性=毛髪組織を部分再生-慶応大

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