バグ? 話題作り? それともスパム?: 「初音ミク」の画像が検索できない

最近話題になっている「初音ミク(はつねみく)」。Amazonでもかなり長い間トップセラーとして表示されていました。

そんな「初音ミク」にまつわる騒動が発生しました。なんと、GoogleやYahooで「初音ミク」の画像を検索しても検索結果が表示されないというものです。

「初音ミク」の画像が検索できない~発売元は「削除は依頼していない」(INTERNET Watch)

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18日午前の段階では、Googleで「初音ミク」を画像検索しても、商品のパッケージイラストにもなっている「初音ミク」のキャラクター画像が表示されなくなっている。また、Yahoo! JAPANにおいても、「初音ミク」の画像検索結果は、「次の条件に一致する情報は見つかりませんでした。」という検索結果0件の表示となっている。

一方で、マイクロソフトの「Live Search」や、gooやlivedoorなどの画像検索では、「初音ミク」のキャラクター画像が表示される。こうした状況から、Googleや Yahoo! JAPANの検索結果にはなんらかの操作が行なわれているのではないかとして、話題となっている。

この問題について、クリプトン・フューチャー・メディアでは、「当社から検索結果に対して何か依頼をしたことなどはなく、なぜこうした事態になっているのかは不明」と説明。現在、この件について、グーグルに対して質問している最中であるとした。また、Yahoo! JAPANの状況については確認していなかったが、同様の状況であれば確認次第、ヤフーに対しても質問したいとした。

「初音ミク」の画像が検索できない~発売元は「削除は依頼していない」(INTERNET Watch)

著作権者が削除依頼していないにもかかわらず、検索結果が表示されないのは、やはり何らかの問題が発生していると考えるのが自然だと思います。

ところで、

【追記 17:25】

この問題について、グーグルでは「表示におかしい点があることは確認しており、現在調査を進めている。なんらかのバクなどの問題ではないかと考えており、正しい表示がされるよう対策中」とコメント。また、ヤフーでも同様に、なんらかの問題でこうした現象が起きていることについては確認しているが、いつからこのような結果が出るようになったのかは不明で、原因についても調査中だとしている。

「初音ミク」の画像が検索できない~発売元は「削除は依頼していない」(INTERNET Watch)

本当に「バグ」なのでしょうか? Googleだけでこのような現象が出ているのであれば、Googleの検索エンジンのバグと言っても良いのかも知れませんが、Yahooでも同様の現象が現れているのです。「バグ」と一言で片付けられるような問題ではないような気がしますが。

また、たけくまメモには以下のような記述があります。

やはりコメント掲示板で「めたろう」さんが教えてくれたんですが、今度はウィキペディアの「初音ミク」のページが、「著作権侵害の疑いあり」とのことで急に読めなくなってしまいました。現在(18日夜10時半)は暫定復旧してるみたいですが、それでもトップに大きく「著作権侵害のおそれがあるので審議中」と表示が出ています。(※追記:「やじうまウォッチ」によると、削除は16日に行われた模様)

http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/2007/10/18/
↑「やじうまWatch」初音ミクに大殺界? WikipediaとGoogle画像検索で削除に

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF&oldid=15578286

↑「初音ミク」ウィキペディア

グーグル検索の件と、このウィキペディアの件に関連があるのかは現時点では不明です。ところがウィキの件については、なんと初音ミクの発売元であるソフトメーカー「クリプトン」の伊藤社長が、自身のブログで「ウィキペディアの削除要請は自分や当社の知らないところで行われたものだとして、次のような異例の声明を出す事態に発展。

たけくまメモ : 「初音ミク」事件について

検索結果だけでなくWikipediaから削除されたというのは、かなり異常なことなのでは? 著作権者は削除の依頼はしていない訳で、削除したのは「第三者」ということになります。

たけくまメモでの指摘の通り、現段階でGoogle、Yahooの検索の問題とWikipediaの問題を関連付けるのは難しいとは思います。が、「関連が無い」とも言い切れないと思います。(たけくまメモでは「著作権」の方へ話題が移っていますが)

初音ミク」に関しては、某テレビ番組での取り上げられ方に多くの「初音ミク」ファンが怒りを爆発させているといったこともあります。

TBS系列で10月14日昼に放送された「アッコにおまかせ」で、歌声制作ソフト「初音ミク」を紹介した特集に対し、放送直後からネット上で批判が相次いでいる。結果的に同ソフトが「単なるオタクのおもちゃという扱い」と失望する声や、「ソフト自体とは無関係な『オタク』をおもしろおかしく取り上げるテレビの印象操作にはうんざり」といった声が多い。

私は「初音ミク」のファンでも何でも無かったのですが(「なんか、「初音ミク」というソフトがAmazonで売れているようだ。面白そうだな。」といった程度の認識)、今回の騒動でちょっと興味を持ち、「初音ミク」のdemoやYouTubeにアップロードされている作品(一部著作権的に拙いのもありましたが)を聞いて(見て)見ました。確かにこれはすごい。機械がここまで出来るのか。こういった技術がいかに難しいか知っている人には、涙ものですね。声優さんの声をサンプリングしてあり、それをうまく合成して出力するものなのですが、うまく作られた作品は音質を悪くすると本当の人間が歌っていると思わせられるかも知れません。

販売元サイトでdemoが聞けます。

また、ニコニコ動画やYouTubeに色々な作品がアップロードされています。著作権的に問題があるものもありますが、オリジナル曲もあるようです。

著作権的にアウトな曲がありますが、かなり良く出来たものもあります。自主規制で、直接リンクは控えさせて頂きます。YouTube内で検索してみてください。

あの童謡「ドナドナ」(発表時期から推測するに、多分著作権は切れていません)は、「子牛」を「初音」と読みかえ、(牧場ではなく)「ヤマハ」から(市場でなく)「アマゾン」に売られていく様子を描いています。マジックで書いたようなアニメがなんとも言えない雰囲気をかもし出しています。

最近の歌では、「もののけ姫」をカバーしたものがありました。ものすごく良い出来です。英語で、「これは本当にコンピューターの声なのか?」という書き込みもあり、外国の人も注目しているように見受けられます。

ところで、私の関心を「初音ミク」に向けさせた各事象は、偶然発生したものなのでしょうか? 偶然といえば偶然なのかも知れません。ですが、話題になったのは間違いないと思います。多分DTMに興味が無かった人や「ヲタク」では無い人も「初音ミク」を認識したに違いありません。

私が言いたいのは、「販売者側が仕掛けた」ということではありません。結果的に名前が知られるようになったということです。

ですが、関連する事象が偶然起きるのも不思議です。完全に妄想の世界ですが、「初音ミク」が流行っていることをテレビで知った輩が、「初音ミク」の画像検索に対し何らかのスパムを働いたとか…。Wikipediaの記事の削除を依頼したのもその輩かも。まともな記事があると都合が悪いから…。うーむ、色々な可能性がありますが、真実は明かされるのでしょうか? 検索エンジンのバグですか? YahooとGoogleで同じようなバグが…。それは考えにくいですね。検索エンジンのバグというよりは、アルゴリズム上の問題だったりするかも知れませんね。GoogleもYahooも目指すことは同じですから、段々とアルゴリズムが似通ってきているのかも知れませんね。それが、ある所で(今回のような場合に)問題が表面化したとか…。テレビに露出してから、偽の「初音ミク」が増殖し、それが検索エンジンに悪影響を与えたとか…。(妄想ですよ。)

話は戻りますが、demoを聞いてしまうと、欲しくなってしまいますね。元々VOCALOID「MEIKO」や「KAITO」というのがあったようです。「初音ミク」はVOCALOID2です。英語が得意な「SWEET ANN」というのもあるらしいです。近々第二弾も発売されるようです。

お金が無いので購入は無理そうですし、しかも、私の手許のPC(Dual Pentium!!! 1GHz 1Gbytes)では動作しそうにありません。Pentium4 2GHzクラスが最低ラインのようです。まあ、私のようなボロPCを使っている人は稀でしょうから、大抵の人は問題なく使用できるのではないでしょうか?

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU

  • ASIN: B000VCZ75A
  • [CD-ROM]
  • クリプトン・フューチャー・メディア
Amazon.co.jp で詳細を見る

パッケージに騙されてはいけません。これはゲームでもアニメDVDでもありません。DTM(DesktopMusic)ソフトです。本当に「声」しか出せませんのでご注意ください。

追記

こんな話があります。

■ 初音ミクに大殺界? WikipediaとGoogle画像検索で削除に

不思議なことに、悪い事というのは立て続けに起こるものだ。細木数子先生なら「大殺界」と診断するかもしれない。1度ぐらいなら受け流せる凶事も、2度 3度となれば気分がしおれてしまうもの。そんな人生の荒波を乗り超えてこそ、立派な人間になれるのだ。バーチャル歌手ソフト「初音ミク」は、TBSのバラエティ番組「アッコにおまかせ!」でひどい扱いを受けてネットで大騒ぎになったばかりだけれど、どういうわけか、またもや妙な事件が立て続けに起こっていた。まずは16日、Wikipediaの初音ミクに関する項目が削除されていた。削除はいたずらなどではなく、記述が著作権侵害に当たるとされたためだ。項目を最初に作成した人が、初音ミクの公式サイトから、引用元の表記をしないで文章を転記していたのだ。発売元から、転載許諾と削除取り下げの申し出があるものの、いったん項目を丸ごと削除して、書き直す方向で決着しそうな雰囲気だ。もうひとつ、Googleで「初音ミク」と画像検索しても、肝心な画像がまったく出現しない現象が起こっている。17日夜あたりに発見されたこの現象の原因は不明。生まれてからたった1カ月半ほどで「大殺界」まで経験するとは、初音ミクの成長は早すぎる。2件が立て続けに起こったために、ネットユーザーの中には「これは電通の陰謀」などと熱心に主張する人も現われている。その根拠としては、TBSが電通と関係が深いといわれている、「アッコにおまかせ!」を制作しているホリプロ所属のバーチャルアイドル「伊達杏子」を電通が押しているらしい、といったことが挙げられているようだ。こうなるともう、筆者の理解を超えてくる。

やじうまWatch【2007/10/18】

「陰謀説」ですか…、何かそういうのが本当にありそうに思えてしまうのが怖いですね。

GoogleやYahooが、電通と共謀しているとか、圧力をかけられているとか言う人も居るようです。しかし、GoogleやYahooが、自らの信用を落とすようなバレバレの情報操作を行うのでしょうか?  「共謀説」が事実だとしても、GoogleやYahooが何かやったとは思えません。「スパム」で検索結果がおかしくなったのかも知れません。スパム(不正な操作)と言っても色々あると思います。新たな手口かも知れません。

偶々某巨大掲示板の今回の事件のスレッドを覗いていて、「工作員」が実在することが証明された場面に遭遇しました。スレッドに書き込みを行って騒動の火消しを行っていた「工作員」のIPが割れてしまい、とある会社からの書き込みであることが分かってしまったのですね。「陰謀説」はちょっとだけ信憑性が高くなりました。

(追記: この「工作員」を擬人化した「亞北ネル」というキャラクターも登場しています。)

さらに追記: 某掲示板では完全に「祭り」になっている模様。現在判明されているとされていることは、GoogleとYahooの画像検索の品質はmsnのそれより悪いということ。「祭り」の消化のために、「工作員」が雇われていることです(当然ながら疑問視する人も)。

電通、ホリプロ、TBSの陰謀だという人も居るようです、確かにその線は拭い切れませんが、少々無理があるかと。確かに「初音ミク」の存在は、既得権益を持つ企業にとって都合が悪い部分もあると思います。が、現状では、やはり一部の人の玩具の域を出ていません。将来脅威になる可能性もあり、色々と画策したと考えることも可能ですが、はたして此処までリスクを侵してそういうことをやるでしょうか? 情報操作が明るみに出れば、大変なことになります。

どうなるのでしょうか? 週明け以降の動向に注目します。

追記: こういうのを作る人まで現れています。→“01_ballade” (Vocaloid Hatsune Miku, Original PV)

「陰謀説」を唱える人は、「こういうのが脅威となっているのでは?」等といっているようです。

追記: ITmediaでも取り上げられています。→「意図的削除はしていない」が…… 謎深まる“消えた初音ミク”問題 – ITmedia News

当方は「検索する」(サイトやブログを検索し、閲覧)側でもあり、「検索される」側(サイトやブログを管理)でもあります。この話は、本当に「微妙だな」「怖いな」と思います。

追記(10/24): GoogleやYahooの画像検索が回復してきているようです。その様子はリアルタイムで見ました。某巨大掲示板住人のやり取りでかなり笑わせてもらいました。こういう現実に起こっていることは、どんなフィクションにも敵いませんね。ITmediaでも取り上げられています。→「初音ミク」画像、Googleに復帰 – ITmedia News

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