春です。桜の季節です。
お花見に行く方も多いと思いますが、ここ数年、頻繁に観に行くようになった桜があります。
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三春滝桜です。福島県田村郡三春町にあります。(国の天然記念物)
数年前に偶然知ることになり、それ以来、「滝桜」にハマッています。
日本三大桜のひとつとされ、おそらく日本一の桜ではないかと思われます。詳細については、参考リンクをご覧下さい。
今年は暖冬だったので桜の開花も早く、滝桜も早めの開花となりそうです。来週末まで持ってくれるかどうか(ここ数日冷え込んでいるので、少し遅れるかも…)。現在蕾の状態だそうです。今週末は統一地方選挙がありますので、来週末の方が都合が良さそうです。
と言うのは、当方、車で観に行くのですが、午前中のかなり早い時間帯から渋滞が発生するのです。大型観光バスも来ますし。ですので、できれば早朝6時過ぎを目処に船引三春I.C.を降りる必要があります。となると、まだ夜も開けきらぬ時間に出発しなくてはなりません(交通手段は色々あるのですが、三春町内を観光するには、車でないとかなりきついです)。となると、土日を有効に使わないといけないことになります。土曜日の深夜出発です。一泊すれば良いと考える方も居るかもしれませんが、どちらにせよ早く到着しないと渋滞に巻き込まれます。東京から観光に行くのであれば、深夜出発か渋滞を覚悟しなければなりません。滝桜だけを観に行くのであれば公共交通機関でも可能ですが、日帰りとなると結構厳しい旅程となりそうです。
takizakura.comをご覧になると分かると思うのですが、写っている人と比較すると巨大な桜であることを実感します。また、滝桜を観にくる人は純粋に滝桜を観るために滝桜を訪れるのであって、いわゆる「お花見(宴会)」とは趣が違います。お弁当を広げている人もわずかに居ますが。駐車場近くに露店もあり、おお賑わいです。
樹齢1000年ともいわれる(ゼロの数は正しいです。千年です。)この桜を見ていると、なんだか自分の存在自体の小ささに驚くばかりでなく、日々の悩み等がいかにつまらない(ちっぽけな)ことかと言うことを悟らせてくれます。
三春町の人々は、あまり滝桜を観にこないそうです。勿論滝桜が町内から外れた場所にあるのも理由ですが、大抵の家の近くに桜があるからだそうです。三春町では、他の桜も観てもらおうとパンフも用意しています。去年観に行ったときは、早朝に滝桜を観、渋滞を横目に見ながら「三春ダム」や「さくらの公園」(3000本の桜)や町外れにある桜を廻り、役場隣接駐車場に車をとめ、町内数箇所の桜の名所を徒歩で巡りました。昼過ぎには三春町をあとにしていたと記憶しています。町のいたる処に桜があります。
(出典は忘れてしまいましたが、)「三春」とは文字どおり三つの春のことで、梅、桜、桃のことだそうです。三つの春が同時に訪れるというのです。三春町では、梅、桜、桃が同時に開花することで知られています(必ずそうなると言う訳ではないと思いますが)。町内の写真館に、同時に咲いた梅と桜と桃が収まった一枚の写真が展示されていました。
三春町には、歴史的にも面白いエピソードが色々あるようです。
三春町の境を挟んだ郡山市に「高柴デコ屋敷」と呼ばれる集落があります。一昨年の5月の連休に訪れました。江戸時代から続く伝統工芸品の集落といったところでしょうか。(詳しくはググってみてください。なお「デコ屋敷」で検索すると「道六館」という言葉も出てきますが、未成年には不適切と思いますのでご注意下さい。)「三春駒」という民芸品も此処で作られているそうです。三春駒についても色々蘊蓄があるようです。おいち茶屋の『薬膳焼にんにく』は美味しいです。
あと、「三春素麺」という麺類(うどん)があります。幻の三春素麺と呼ばれ、一時期衰退したものを復活させたようです。江戸時代にはかなり有名だったらしいです。これにも蘊蓄があるようですが。春には、桜色に染まった三春素麺も店頭に並びます。詳しいことはググって見てください。製造業者さんのサイトが出てきますので。「低炭水化物ダイエット」的にはアウトなメニューなのですが…
今年は観に行けるかどうかは分かりませんが、できる限り観に行きたいと思っています。
個人的には、岐阜県の「薄墨桜」にも興味があるのですが、今年も行けそうにありません。
携帯電話もそうですが、デジタルカメラも持っていないので、肝心の桜の画像がありません。参考リンク先にたくさんありますので、どうぞ。
追伸:デジカメ購入しました。
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